【従軍慰安婦の真実】16 最終回

 できるだけ分かりやすく書くつもりだったのに、だんだん込み入った話になってしまいました。反省です。長くて論証ばかりの文章におつきあい下さって有難うございました。
これでネトウヨやクソ評論家の定番ネタに、あらかた反証できたかなと思います。
もしも慰安婦問題でウヨがチャチャを入れてきても、この程度の資料を並べれば、大抵の奴は引き下がるはずです。
...
まあそれにしても、ウヨたちは、丸っきりのデマを信じ込んでヘイトをカマしてくるわけです。
で、ですね、読んで貰ったような、わりと細々した裏付けを背景にして、私は奴らに街頭でこう怒鳴り上げるのです。

アホ!ボケ!クソ!カス!死ね!

こういった罵倒を良しとしない向きがあることは重々承知しておりますが、この程度の罵倒を浴びても仕方がないことを連中はしてきました。(と私は判断します)
ただ単にバカ同士が言葉のうんこを投げ合っているように見えるかも知れません。
けれども、私が「ボケ!カス!」と罵るのには、それなりの下地というか、裏付けというか、根拠があるのであって、他に言うことを知らないアホがただ罵って いるわけではないことだけは、ご理解願いたいなと。まあ、あんまり言い訳にもなりませんが。

なぜそうするか、ですけれどね。
奴らの中の確信犯的イデオローグたちは、奴らの政治目的のために、意図的に歴史をねじ曲げますよね。
そいつらはプロウヨです。職業的デマゴーグです。
わかっててやっているのだから、いくら批判され、論破されても改めません。
街頭で日の丸おっ立ててわめいている奴らの中にも、確信犯的差別者がいます。
そいつら行動派も、いくら批判されても行動を改めません。
この連中は死ぬまでデマゴーグだろうし、差別者です。焼かないと治りません。
まともに相手にしたって不毛でしかない。
こいつらは、何を言われてもされても、屁の河童なんです。
屁の河童に勝つには、陸に上がった河童にするしかありません。
奴らから支持者を引き剥がして干上がらせるのです。

理論闘争は、奴らの周りの付和雷同分子の確信を揺るがせるためです。
街頭で中指立ててコラ!ボケ!とわめくのは、ビビリの付和雷同分子を物理的に蹴散らすためです。
やり方は全然違いますが、二つの方法はちゃんと共通しているのです。
単に騒いでいるだけではない。ここが馬鹿ウヨとカウンターの質の違いというもんです。

闘い

 この国の頭目たちは、まともに理性的なやり方では集団的自衛権や改憲を推進できないと見切っています。
それは日本に根付いた民主思想、ピースマインドが強固だからです。
ここを切り崩すために、差別心をあおり、劣情を刺激して、情緒的なところから突破しようとしている。
つまりこれは日本の進路を左右するたたかいです。
負けるわけにはいきません。
そういうことで、平和運動、民主運動と反ヘイト運動を結合して、戦う必要があろうと私は考えております。

これで慰安婦のことはいったん閉じますが、たたかいは続きます。
シリーズで書いたことは、どのように使っていただいても構いません。
使えるなら学習会の資料や、ウヨども相手の論争に役立てていただければ幸いです。
有難うございました。

2014年8月13日 泥 憲和



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「しかしながら、まずいと思ったのか2015年から2016年に凄まじい書き換えしていらっしゃいます。
それは、なんでですか?」